ISOファイルからデータを取り出す

最近何も書いていないので、今日は小ネタです。


ISOファイルをダウンロードしてメディアに焼き付けて使うこと、多いと思います。
でも、一部のデータを使うためだけに、毎回メディアの用意をするのもどうかと。


そんなときはmountです。
ISOファイルをループバックデバイスを使ってマウントすればOKです。


# mount -t iso9660 -o loop [ ISOファイル名 ] [ マウントポイント ]


ということで、/usr/local/src 以下にあるISOファイルをマウントします。
(ここではディスク内に転がっていたCentOS4.7のISOファイルを用意しました)

 # cd /usr/local/src/
 # ls
  CentOS-4.7-i386-bin1of4.iso
 # df -k
  Filesystem           1K-ブロック    使用   使用可 使用% マウント位置
  /dev/sda3             12017560   2219540   9187552  20% /
  /dev/sda1               101086     18464     77403  20% /boot
  none                    127352         0    127352   0% /dev/shm
 # mount -t iso9660 -o loop /usr/local/src/CentOS-4.7-i386-bin1of4.iso /mnt
 # df -k
  Filesystem                              1K-ブロック    使用   使用可 使用% マウント位置
  /dev/sda3                                12017560   2243768   9163324  20% /
  /dev/sda1                                  101086     18464     77403  20% /boot
  none                                       127352         0    127352   0% /dev/shm
  /usr/local/src/CentOS-4.7-i386-bin1of4.iso 650284    650284         0 100% /mnt
 # ls /mnt/
 CentOS  NOTES                  RPM-GPG-KEY          centosdocs-man.css  images    repodata
 GPL     RELEASE-NOTES-en.html  RPM-GPG-KEY-centos4  headers             isolinux  yumgroups.xml

こんな感じで、普通にデータを取り出せます。


案外、CDブートしている最中に別のメディアを使いたい場合に、
USBメモリにISOファイル用意しとくと使い勝手がいいかもしれませんね。


今日はこんなところで。